昨日認定NPO法人ビッグイシュー基金、認定NPO法人フォードバンク関西様の共催で行われた「大阪ホームレス会議」～食のセーフティーネットのいま～に炊き出し志絆会はパネラーとして出させて頂きました。

私達は1回の炊き出しで毎月45升のお米を炊き野菜類は40キロに及ぶ量でカレーライスを作り上げています。

私達の団体の対象は路上生活者や失業者の人への炊き出しが中心となっていますが、ここ数年で大きな問題となっているのが給食のみを栄養源としている「子供の貧困」、そしてネットカフェ等で寝泊まりしている若者などに対しても「食」の問題は深刻になっています。

昨日西成子供食堂様、フードバンクかわさき様、フードバンク関西様、そしてうちの団体とビッグイシュー販売者の方々がパネラーとしてそれぞれ心に残るお話をされました。

この飽食の時代、少しの原因で産業廃棄物になってしまう食物が何とかして「食」が行き渡らないところへ提供できるネットワーク作りを民間で提携していけたらと、昨日皆様のお話しをお聞きするにあたり強く思いました。

そして私達の炊き出しも食物が無駄にならない一つの手段としても役立てることが出来たらと思いました。

また私達のカレーライスが行き場のない若者などにも気楽に来てもらい食べてもらえる場になれば良いなとも思いました。何かそういったことが可能になるような工夫を考えて行きたいと思います。

「路上脱出・生活SOSガイド」をこれから炊き出しが終わった後に配って行き、何をどうしたら良いかわからず行き詰ってる人にガイドブックとしてお渡ししていきたいと思います。