夜回りと寝袋配布【11月20日】
昼間の西成とかかわって20数年ですが、昨夜私の人生ではじめて夜の釜ヶ崎と周辺の商店街を歩き、夜回りを経験しました。
この活動は週一でおにぎりの炊き出し(扇町)に加え、冬場は路上の方に声がけしながら寝袋を配布されている石黒大圓さんの活動です。
ここ数日は暖かい夜が続きましたが「寝袋いりませんか?」と聞くと「ほしい!」という人が沢山いて、中には初めてここに来て戸惑ってる様子のリュックだけ背負った若い男性もいたり・・・何か訳があったのかな?その人も寝袋と飴やカイロを貰って屋根のあるところで寝袋を広げてました。
数十枚の寝袋は寄付者がおられるそうです。私たちの活動も多くの支援者に支えられて24年間継続出来ています。
初めて通る商店街は、皆同じスタイルの店が並び、昔旅したアジアの下町のようで郷愁も感じたり、結構賑わってる様子を見て驚き!通天閣の下にも少ないけど寝てる人がいたりで昼間とは違う知らない世界が広がっていて驚いてばかり。
この寝袋一枚でこれから寒くなる季節に救われる人がいると思うと石黒さんには頭が下がる思いでいっぱいになりました。
また寒くなる時期に参加したいなと思っています。
夜の三角公園