1月19日付、地元帝塚山街づくり交流会の新年互例会へお招き頂きました。会では参加者の皆さまが商品を持ち寄りオークションとし、売上げを能登地震の義援金にして下さり、本日志絆会へ一任頂きお預かりしました。

去る1月13日、第1回目の被災地の炊き出しにおいて、なかなか手配できなかったレンタカーを相談後、即希望の車輛を見つけて下さった、ウジタオートサロン様のはからいで、今回久方ぶりに新年会へ出席させてもらいました。新年会では13日の炊き出し並びに現地報告のスピーチをさせて頂きました。出席された方からは励ましの言葉も頂き、このような有難い機会を設けて下さり感謝の思いで一杯です。

お預かりしました義援金は、2月に予定している被災地の炊き出し活動と被災された皆様へ責任をもって役立たせて頂きます。

ちょうど金沢から帰阪中だった妹も同席してもらうことができました。下記は現在妹自身が被災された方の支援に廻り、他の支援者と協働している現状となります。メディアだけでは見えてこない地元の一現状として読んで頂けたら幸いです。

この度は県外の皆様には多くの励ましの声、ご支援頂きありがとうございます。

金沢市は今の所通常に機能していますが一部で下水道や崩落して避難されているところもあります。能登は広範囲です。金沢市は能登への入口となり、今は能登から避難された方が1.5次避難や2次避難場所として、スポーツセンターやホテル、旅館などが受け入れをしています。ところが個人的に避難された方はまだまだ食事や生活の支援がなく困っている方も多いと聞きます。実際にナチュラルスタイル金沢支部(支援サイト)には個人的にメッセージが毎日入ります。県外の娘さんから、「両親が被災して私は行きたいが仕事ですぐ行けないから両親のご飯の支援お願いします。」と言ったものです。私も3日分を栄養のバランスを考えて、無添加オーガニックな食材を使って無料で届けたり、140名ぐらいの炊き出しなど要望あればお届けしています。そして生活必需品、野菜やお米を持って行きます。大阪から志絆会の皆様には河北郡内灘町の液状化した地域のカレー炊き出しをお手伝いして頂きました。避難所には高齢者が多く、取りに来れない方には市の職員が運ぶなどの対応とられていました。皆さん温かいカレーにお代わりもしてくれました。地元イノシシ肉のミンチなども使い栄養が皆さんの体に届いたと思います。ニンニクや生姜もたっぷり、発酵調味料も惜しみなく使わせてもらいました。

そして1月5日から炊き出しを実施した知人は、鳳珠郡穴水町では野菜をたっぷりつかい、支援物資で届く缶詰なども利用して毎日10カ所の避難所のご飯を届けるために1200食作っておられます。朝昼晩炊き出しがあるのは本当に珍しく、そこの避難所の方々は今とても元気になって来て、気持ちも穏やかだそうです。食べる事って本当に大切だと言うことがわかりました。そこで活躍されている方は個人2名自分の生活もあると思いますがずっと止めることなくボランティアで作り続けてくれています。愛の力ですね。

市民の力は本当に大切です。
インスタやFacebook 、LINEを巧みに使い、連携プレーで多くの人が助かっていると思います。今も金沢市では野菜を無料で配ったり、支援する動きや活動が増えています。子供達の預りも臨時的にしたり無料で保育園受け入れなど。日本ってすごいなと思うところです。私も拾える声は個人であろうと、団体であろうと仲間と一緒に助けていけたらと思いました。まだまだ行き届いていない場所もあるそうです。水も機能していない地域がほとんどです。復旧の見込みは3月末や4月に入ってと言うところもあり、まだまだ普通の生活に戻るには難しいのかなと思っています。

引き続きみなさまのご支援よろしくお願いします。皆様のご支援でこうして活動出来ております。
感謝申し上げます。